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公立大学法人 福岡県立大学

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附属研究所

研究奨励交付金における研究

本学では、保健・医療・福祉等、本学の特徴を生かした研究を推進するため、研究奨励交付金制度による研究を実施しています。

令和8年度 採択研究 

令和8年度に採択された研究は以下の通りです。

令和8年度研究奨励交付金における研究一覧.pdf(170.8 KB)

重点領域研究

重点領域研究は平成28年度から実施しています。

令和8年度に重点領域研究で採択された研究の概要です(8月末)。

神経情報の解析と3次元脳オルガノイドの確立を行動神経科学、発生生物学、非線形物理学の3アプローチにより実現する挑戦的研究 ―再生医療とBMI(脳と機械の結合)技術に向けた基盤研究―

研究代表者:麦島 剛

神経科学・再生医学・情報科学は目覚ましい発展の中にある。またここから生まれた技術は、社会の在り方を根本から刷新する力を持つに至っている。一例として、脳と機械を直結するBMI 技術がある。例えば、病状の進行により身動き一つできなくなった筋萎縮性側索硬化症(LSI)患者が脳波で文字を画面表示するニューロフィードバックが実現した。今後もさらに医療・社会福祉への多大な貢献が期待される。また人工知能(AI)はさらに社会へ浸透しつつあり、社会的判断にも応用が進みつつある。これが福祉社会に対して多面的な実効性をもつことは明らかである。

基礎研究は、ものごとの原理を解明するものである。これ自体に意義があるが、実益を目的とする応用研究のためにもその原理が必須である。本研究は、第一に神経情報と生命の再生についての原理の理解を目的とする。第二に、我々の発見を社会実装するための橋渡しを目的とする。また、生命現象は数理的に非線形な現象である。そこで本研究では、非線形物理学の理論に基づいて解析を進め、生命とりわけ脳が産出する情報の新たな特質を探求する。またそれを精神生理学・精神薬理学へ応用し、精神医療の実践(診断法・心理療法)へ繋ぐことを目指す。

 

「熟練手術室看護師の暗黙知の可視化に基づく教育可能な行動指標案の作成と内容妥当性の検討」

研究代表者:宮本 いずみ

 手術室では、患者の全身状態、手術の進行、麻酔管理、出血量、体位、多職種の動きなど、多様な情報が刻々と変化します。熟練手術室看護師は、豊富な経験に基づいてわずかな変化や違和感を察知し、危険を予測するとともに、優先順位を判断しながら先を見越した看護やチームへの働きかけを行っています。しかし、このような実践知は「暗黙知」として個人の経験に埋め込まれやすく、教育内容として体系化しにくいという課題があります。本研究では、熟練手術室看護師への半構造化面接を通して、術中の患者安全を支える暗黙知を明らかにし、観察可能な行動、判断の手がかり、行動の目的、教育上の着眼点として整理します。さらに質問紙調査を実施し、その内容妥当性や重要性、教育可能性、観察可能性を検討します。これにより、手術室看護師の教育、プリセプター教育、シミュレーション教育などに活用できる「教育可能な行動指標」の作成を目指します。

 


重点領域研究は平成28年度からスタートしました(令和2年度より研究期間が2年間になりました)。

 過去3年間に重点領域研究で採択された研究課題は以下の通りです。

過年度の採択研究

令和7年度研究奨励交付金における研究一覧.pdf(170.8 KB)

令和6年度研究奨励交付金における研究一覧.pdf(130.5 KB)

令和5年度研究奨励交付金における研究一覧.pdf(182.6 KB)

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