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公立大学法人 福岡県立大学

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不登校・ひきこもりサポートセンター

センター長挨拶

不登校・ひきこもりサポートセンターは、福祉系総合大学としての利点を有効に利用し、不登校やひきこもりに関する相談、支援、情報提供、研修及び調査・研究等を通じて、本学が地域社会への貢献に資することを目指し開設されました。この目的を達成するために、本学教員及びセンター専門職員(社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士等)のみならず、卒業後に様々な対人援助職を志す在学生も一体となり、不登校・ひきこもりの児童生徒を取り巻く様々な環境に対して総合的な支援を展開しています。

 文部科学省の調査(2020年度)によれば、小・中学校の不登校児童生徒数は196,127人(前年度181,272人)、高等学校での生徒数は43,051人(前年度50,100人)と報告され、合わせて約24万人が不登校となっています。

 不登校やひきこもりは、子どもが現在の生活に適応できない状況の1つのサインでもありますが、必ずしも病的な状態ばかりではありません。一時的に不登校やひきこもりになった子どもたちの多くは、家族や学校教員の支援を適切に受けて、そのような状態が長期化せずに学校や社会生活に復帰しています。しかし、長期化してしまう子どもの中には、学校生活や家庭生活上の問題が複雑に絡み合い、適切な支援を受けられずに、心身の不調に陥り、動けなくなっている事例もあります。そのような子どもたちやご家族、学校教員そして地域の関連機関と丁寧に向き合い、具体的な行動を起こせる支援機関として、本センターの役割があると思っています。

 近年、当センターの活動が福岡県内の学校やご家庭、関係機関に周知されてきたためか、利用件数が増加してきています。と同時に、福岡県外の教育・研究者や行政等からの見学・視察等も増加しつつあります。今後も多くの皆様方に、気軽に本センターを利用していただけるように、スタッフ一同、精進し、実績を積み重ねていく所存です。関係機関の皆様におかれましては、引き続き、ご指導ご鞭撻の程をよろしくお願い申し上げます。

不登校・ひきこもりサポートセンター長
小嶋秀幹

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