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公立大学法人 福岡県立大学

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公共社会学科

教職課程(中学社会・高校公民・高校情報)

高等学校教諭一種免許状(情報)の教職課程認定を受けました!

  •  文部科学省に申請中であった公共社会学科の教職課程について、2021年11月15日付で、以下の通り認定されました。
  •  公共社会学科 高等学校教諭一種免許状(情報)
  •  令和4(2022)年4月より中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(公民)に加えて、高等学校教諭一種免許状(情報)を取得することができるようになりました。

教員養成の状況

教職課程の学びを成長につなげる!

  •  IMG20230724162811清水さん.jpg教職課程では、少人数制で充実したサポートのもと、教育分野の基礎や授業を実践する上で必要な知識、技能を学ぶことができます。1・2年次では教育学の基礎を学び、3 年次では模擬授業として実際に50分間の授業を行うことを経験しました。授業準備段階での学習指導案づくりや振り返り、意見交換を通じて、自分だけでは気付くことのなかった問題点や課題を発見し、次回以降への改善につなげました。2・3年次には社会福祉施設や特別支援学校での介護等体験を通じて、講義だけでは学べない貴重な体験を得ました。また、3年次の学校インターンシップでは中学校の教育活動に実際に参与することで、現職の先生方の授業や生徒とのかかわり方に接して実践的な学びを重ねまし た。
  •  4年次の5月末から6月中旬まで教育実習に行きました。授業は社会科の地理的分野「世界のさまざまな気候」を担当しました。教科指導では、担当の先生の授業を参観したり、指導案を作って実際に授業を体験しました。授業づくりを通して、資料の選び方や授業時間の配置など、講義や模擬授業だけでは分からなかったことを学ぶことができました。そして、休み時間は生徒と話しをしたり、遊んだりしました。私は剣道をしているので、放課後には剣道部にお邪魔して一緒に稽古しました。生徒と多くの時間を共にすることによって、生徒との信頼関係が生まれ、それは後々、生徒指導をする際に生徒が自分の声に耳を傾けてくれるようになるのだと感じました。実習中、授業が思うように行かなくて落ち込んでいるときに、 生徒から「先生の授業は分かりやすくて面白いです!」と言ってもらえて、とても元気づけられたことが1番の思い出です。教育実習を終えて、さらに教員になりたいと思う気持ちが強くなりました。
  • 公共社会学科4年 清水 凜(福岡県)

高校情報免許の知識は高度情報化社会に生きる重要な力に

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  •  1年次では不正アクセスなどのサイバー犯罪に対する情報セキュリティについて学習します。また、実際にコンピュータを用いたデータ分析の方法についても学習します。当初は情報機器を利用すること対して、強い苦手意識を感じていました。しかし、担当の先生方による丁寧なご指導や他の受講生からのサポートを受けていく中で、情報機器の利用に対する苦手意識は徐々になくなり、自身の成長を実感することができています。講義外においても質問に対応する時間が十分に設けられており、自分のペースに合わせて学習を進めることができます。2年次ではネットワークシステムの構成や周辺技術について学習します。また、プログラミングの基本的な概念や技法についても学習します。1・2年次の延長線上として、3年次では個人情報の保護や利用について、法制度と絡めて学習します。また、社会学・心理学・教育学等の幅広い分野に必要な統計解析についても学習します。
  •  教職課程では、2022年度より高等学校教諭一種免許状(情報)を取得することができるようになりました。教員免許状の取得を目指すことで、同時に上級情報処理士資格に関する知識も身につけることができます。情報機器に関する知識を身に付けることは教職にとどまらず、現代の情報化社会を生きていく上で非常に重要です。福岡県立大学で学んだ知識を将来に活かしていきたいと思います。
  • 公共社会学科3年 村橋 要(福岡県)

教育現場に近い距離で多くの経験を積むことができます!

坂本滉太君トリミング.jpgのサムネイル画像 私は1年間の講師経験を積み、今年度より新規採用で福岡県大牟田市の歴木中学校で教員をしています。今年度は中学2年生の担任として、1年生、2年生の社会科の授業を担当し、忙しいながらも様々な楽しさがある、充実した日々を過ごしています。

 教員は、数ある仕事の中でも「最も出会いのある仕事」だと思います。 教員経験は2年目で、もちろんまだまだ足りませんが、この2年間だけでも数百人の子どもたちとの出会いがありました。これから先もこの仕事を続ける限り、この「出会い」は数千、数万と増えていきます。 この「出会い」が教員として最も魅力のあるところだと感じています。

 大学在学中、県立大学の教職課程で、中学社会、高校公民の免許を取得しました。教員養成課程は人数が多いわけではありませんでした。 そのため、少ない人数で切磋琢磨できたことが印象に残っています。 楽しいことも大変なこともすべて共有していました。また、多くの教育に関するボランティア活動に参加しました。特に、県立大学では、大学内に「不登校・ひきこもりサポートセンター」が設置されており、実際に子どもたちに勉強を教えたり、学校の先生方との交流があったり、教育現場に近い距離で多くの経験を積むことができます。それらすべての経験が実際の教育現場でも役に立っています。

  • 2021年度卒業 K.Sさん(熊本県)
  • 大牟田市立歴木中学校教諭

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